暑中見舞いのはがきにメッセージや一言を付け加えたいときの例文は?
親しい人には?
ビジネスでは?
その疑問、解消します!
暑中見舞いの意味、
暑中見舞いに添える文章のポイント、
暑中見舞いにおすすめの一筆50の文例を示しながら、
わかりやすくお伝えします。
暑中見舞いの意味とは?
梅雨明けのニュースが聞こえてくると、そろそろ暑中見舞いの時期です。
暑中見舞いは、一年で最も気温が暑くなる時期に
相手の健康を気にかけたり、
自分側の近況報告などをするために送る季節の挨拶状です。
はがきで行う季節の挨拶といえば、年賀状と暑中見舞いとなりますが、
同じ季節の挨拶でも、年賀状よりあらたまったものではないのが暑中見舞いはがきです。
暑中見舞いを出す時期は?
暑中見舞いを出す時期は一般的には、
『梅雨明けから立秋まで』
です。
「立秋」というのは秋の始まりを意味する言葉で、毎年日にちが変わります。
日本郵便のHPによると暑中見舞いを送る時期は「小暑(7月7日頃)」から「立秋(8月7日頃)」の前日までの期間が適切だとされています。
なので、暑中見舞いを送る際は「立秋」の日にちを確認して、立秋の前日までに届くようにしてくださいね。
立秋(8月7日頃)を過ぎたら「残暑見舞い」となります。
◇ 暑中見舞いの時期について詳しくはこちら。
・暑中見舞いの時期はいつからいつまで?出す期間が過ぎたらどうする?
暑中見舞いはどんなはがきを使うの?
最近は郵便局や店頭でも、すでに印刷された暑中見舞いのはがきが販売されています。
自宅やオフイスのパソコンを使って暑中見舞いのはがきを作る人も多いですね。
ビジネスの場合は会社や職場がはがきを用意して、挨拶文も印刷されている場合も多いかと思います。
以前、郵便局では夏限定の『かもめ~る』というくじ付きはがきが販売されていましたが、2021年3月29日、日本郵便は、『かもめ~る』の廃止を発表しました。
その代わり、というか、郵便局や郵便局のネットショップでは夏限定でくじなしの絵入りはがきが販売されています。
夏限定の絵入りはがきのデザインは郵便局のネットショップからご覧いただけます。
暑中見舞いに添えるメッセージや一言の例文
年賀状もそうですが、手書きの挨拶状というのは嬉しいものです。
暑中見舞いの文章が印刷されたはがきでも、一言メッセージが添えられているとぐっと印象が良くなります。
ここでは、暑中見舞いの基本の文章が印刷されているはがきに添える例文をご紹介しますね。
相手の安否を気遣う表現の例文
「今年の夏の暑さは格別とのこと くれぐれもご自愛くださいませ」
「例年にない炎暑となりましたが くれぐれもご自愛くださいますよう」
「夏バテなどしていませんか?くれぐれもお身体お大事に」
「真夏日が続いていますがご自愛くださいませ」
「この暑さも当分続きそうですが くれぐれもご自愛ください」
「まだしばらくは暑さも続くようですが お身体大切にお過ごし下さいますようお祈りしております」
「ニュースでは連日記録更新の暑さを伝えています。なお一層のご自愛の程お祈り申し上げます」
「お身体の調子はいかがですか?暑いときは無理をしないで休んでくださいね」
「お身体に気をつけて 夏期休暇を楽しんでください」
「今年の夏も健康で楽しい日々の連なりとなりますように」
「酷暑の折 夏バテなどなさいませんよう心よりお祈りいたしております」
「寝苦しい夜が続きますが夏風邪には十分にご注意ください」
「これからが夏の本番です。くれぐれもご自愛ください」
「今年はとりわけ暑さが厳しいようです。ご自愛ください」
「毎日暑い日が続いておりますが お身体大切にお過ごしください」
「ますますの酷暑に夏バテなどなさいませんよう お身体にお気をつけてこの夏を存分にお楽しみください」
「酷暑の折から くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます」
「酷暑の折 ◯◯様のご無事息災を心よりお祈りいたしております」
「今年も暑い日が続くようです。くれぐれもご自愛ください」
「炎暑厳しき折 皆様のご健勝をお祈り申し上げます」
「今年は一段と暑さが厳しいようです。くれぐれもお身体おいといください」
「猛暑はこれからが本番です。どうぞご自愛の上 この夏をお過ごしくださるようお祈り申し上げます」
「熱帯夜が今しばらくは続くとのこと なにとぞご健康に留意されてお過ごしくださいますよう心からお祈り申し上げます」
「どうか暑さに負けず ご健康であられますようお祈り申し上げます」
こちらの近況を伝える表現の例文
「おかげさまで私どもは皆つつがなく暮らしております」
「おかげさまで夫婦ともども毎日元気に暮らしております」
「日頃はなにかとお世話になり 誠にありがとうございます」
「夏休みに入った子どもたちの世話で忙しくしています」
「お盆に会えることを楽しみにしています」
「帰省の際は ぜひお目にかかりたく思っています」
「お盆には帰省しますので ご挨拶に伺いますね」
「ご無沙汰しております。夏休みにはお会いしたいですね」
「熱中症に気をつけながら毎日忙しく過ごしております」
「ガーデニングで夏野菜を育てています。うまくできたらおすそ分けしますね」
「エアコンが欠かせない毎日となり 秋風が恋しいこの頃です」
「家族でキャンプに行ってきました。今度一緒にいかかですか?」
ビジネス相手に一筆添える例文
■ 上司や取引先など目上の人
「ご無沙汰しております。今年は一段と厳しい暑さですがいかがお過ごしですか。またお目にかかれる日を楽しみにしております」
「先日はご多忙のところお時間を頂戴し また貴重なご意見をいただきまして心より感謝申し上げます。引き続きましても どうぞよろしくお願いいたします」
「お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。楽しみにお待ちしております」
「◯◯様のお役に立てるよう努力を重ねていく所存です。今後ともよろしくお願いいたします」
「不慣れな私をあたたかい目で見守っていただきありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします」
「御社(○○様)のご期待に添えるよう 今後もさらに精進する所存です。引き続きましてもどうぞよろしくお願いいたします」
「御社(○○様)のご要望にお応えすべく これからも努力を重ねていく所存ですのでよろしくお願いいたします」
「週明けから一層業務に励む所存でございます。引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」
■ 親しい上司や先輩
「先輩のようになれるよう日々精進いたします」
「一日も早く◯◯さんに追いつけるよう頑張ります」
暑中見舞いのメッセージや一言に50の例文!ビジネス向け文例もご紹介 まとめ
「暑中見舞い」は、一年で最も気温が暑くなる時期に
相手の健康を気にかけたり、
自分側の近況報告などをするために送る季節の挨拶状です。
暑中見舞いを出す時期は一般的には、
『梅雨明けから立秋(8月7日頃)まで』
です。
立秋(8月7日頃)を過ぎたら「残暑見舞い」となります。
年賀状同様、どんなはがきを使うかはさまざまですが、郵便局では夏限定でくじなしの絵入りはがきが販売されています。
印刷された暑中見舞いでも、手書きのメッセージや一言が添えてあると嬉しいものです。
手書きで相手の健康や安否を気遣ったり、こちらの近況を伝える一筆があると温かみが感じられます。
メッセージを添えるときビジネスの場合は、今後も変わらぬお付き合いを願う気持ちも入れると、より円滑な関係が期待できます。
暑中見舞いには厳格なマナーがあるわけではありません。
相手の顔を思い浮かべながら、短い文章でも心をこめて丁寧に書けば気持ちはちゃんと相手に伝わります。
ご紹介した例文をぜひ、ご挨拶の文面を考えるときの参考にしてみてくださいね。
◇ 暑中見舞いの話題 こちらもどうぞ。
・暑中見舞いの返事は必要?返信するならいつまで?時期を過ぎた時は?
・暑中見舞いの返信マナーと返事の書き方のコツ教えます!使える例文9選
◇ 記事中でご紹介した話題はこちら。
・暑中見舞いの時期はいつからいつまで?出す期間が過ぎたらどうする?