人の運気の変わり目は節分?
運気が変わる豆まきのやり方とは?
どんな豆がいいの?
方角や時間帯は?
その疑問、解消します!
豆まきの具体的な手順と注意点、
開運につながる準備、
豆をまく時のポイント、
豆まき後にする事柄も含めて、
わかりやすくお伝えします。
節分に運気が変わる?
節分といえば、「鬼は外、福は内」でお馴染みの豆まきや恵方巻きのイメージが強い日本の伝統行事ですが、
実はこの節分、運気アップを狙える日でもあるんですよ。
というのも、
もともと節分というのは一年に4回あって、
昔々の日本では、春夏秋冬の季節の変わり目を、
「季(節)が(分)かれる時」
として、
「立春・立夏・立秋・立冬」の前の日を指して「節分」と呼んでいたのです。
そして、4つある節分の中でもとりわけ立春は、一年の始まりとして重要な節目とされきました。
また、風水では立春の前日の節分は、この日を境に新しいエネルギーに変わるとされ、この日から運気が変わると言われているのです。
立春は『お正月』、節分は『大晦日』
現代の日本では、新年の1月1日、つまり元旦を節目として考えていますが、
元旦というのは風水や方位学の考え方では、表面的な節目です。
『一年の始まりは立春にあり』
とも言われ、
風水や方位学、四柱推命などの考えでは古代の日本と同様に、「節分まで」が前年の運気になっていて、立春を境にして新しい年に切り替わります。
例えるなら、立春は『お正月』、節分は『大晦日』といったところです。
なので、
もしもあなたが、
「新しい年になったのにツイてない」
「新年早々、トラブルが多い」
とかで落ち込んでいるとしたら。
そんな時は、あなたの運気は節分を節目に変わると考えましょう。
ちなみに、今後は4年に1回のうるう年の翌年の節分が2月2日になります。
次に節分が2日になるのは2025年。
それ以降、この先約30年(2057年まで)は、節分は「うるう年の翌年だけ2月2日」「それ以外は2月3日」となります。
ずいぶん以前、1980年代前半は、うるう年には2月の4日が節分でした。
いわゆる「季節に関する日」というのは「その年によって変化することがある」ということ、
知っておくといいですね。
節分の日に運気が変わる豆まきのやりかた
節分に欠かせないのが豆まきです。
豆まきは厄除けとして、鬼に豆をぶつけることで邪気(病)を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いから行われているものです。
この豆まきをきちんと行えるかどうかで、あなたの運気が変わるとしたら?
運気が上昇する豆まきの具体的な手順と注意点、ポイントをお伝えしますね。
豆まきの前にやっておくべきこと
節分が来る前に豆まきの準備をしておきましょう。
■ 掃除
新しいパワーを受け止めるための家や部屋が汚れていては、せっかくの福パワーもキャッチできません。
年末の大掃除以来、そのままになっているところはありませんか?
手付かずになっているところなどもチェックして、掃除をしておきましょう。
■ 豆の準備
鬼と一緒に家の中の厄を追い出すための大事な豆。
できれば早めに買って、神棚があれば神棚に置いておきましょう。
神棚がなければ、西または北を背に、東、もしくは南に向けて置いておきましょう。
市販の物はすでに炒り豆になっているのがほとんどですが、
ここで一手間かけて、あなた自身の手で改めて炒めるのがポイントです。
炒り豆を買ってきても、テフロンのフライパンで軽く炒ります。
「炒る」は「射る」に通じていて、豆を炒ることで、鬼(邪気)を退治するパワーが高まるとされています。
節分当日のポイントと注意点
節分は身体についた厄を落とす日。
そして、季節の変わり目に入り込もうとする邪気を払う日でもあります。
厄年の人はもちろん、そうでない人も、
あるいは「運が悪い」と感じている人にも、
節分の日は運気を切り替える大きなチャンスです。
豆まきの当日、以下のポイントをできるだけ取り入れてみてくださいね。
■ 神社に行く
豆まきの前に神社に行き、お参りをすませて穢れ(けがれ)を払います。
身につけているものをひとつ、神社のお払い箱に納めてくるか、
紙などに直したいところを書いて息を吹きかけ、それを納めるのもおすすめです。
自分の分身として物を手放すことで厄が落ち、悪い運気が一掃されるとされています。
ちなみに、豆まきをする時は、浄化作用のある白い服・白い小物を身につけてまくと良い、とも言われています。
■ 豆は炒ったものを使う
豆まきで使う大豆には、必ず炒った豆を使いましょう。
豆を炒ることは「魔目を射る」ことに通じ、鬼退治(邪気除け)につながります。
■ 豆まきを行う時間帯
節分は大晦日と同じく、1年の締めくくりにあたります。
家族がいる場合は、全員が揃ってから行いたいところ。
鬼は夜行性で夜に活動するといわれているので、
豆まきを行うのはできれば夜、暗くなってからが望ましいです。
■ 豆まきには換気
豆をまく前&まいている間は換気がポイントです。
「陰の気」を外へ出し、「陽の気」を取り入れます。
家のすべての窓を開けて、気の流れが循環しやすい環境づくりをします。
福を呼び込むためには、今まで溜まったマイナスの気をすべて外に送り出す必要があるからです。
どんなに寒くてもここは我慢、
新鮮な空気で風通しを良くします。
■ 豆をまく方角
豆をまく際に効き目のある方角というものがあります。
まず、鬼がやってくるとされる方角(鬼門)の北東から行います。
北東 → 南東 → 南西 → 北西
の順番で豆をまき、完全に鬼を封じてしまいます。
多くの神社でもこの順番で行われています。
正しい方角への豆まきでしっかり邪気を払い、よい運気を取り込みましょう。
■ 「鬼は外」より「福は内」
鬼(邪気)は大きな音を嫌がるとされています。
中国などでは、節分に爆竹を鳴らして邪気払いをしますが、それと同じ要領ですね。
「鬼は外、福は内」
の掛け声は、大きな声で、福を呼び込むために福の方を多く言います。
■ 豆まき後は窓やドアはすぐに閉める
鬼(邪気)が戻らないようにするためです。
■ 豆を食べる
豆まきの後は豆を食べます。
「豆を食べた」ということが潜在意識に刷りこまれることで、邪気払いと病に打ち勝つ気持ちになります。
拾ったものを食べることに抵抗がある人は、食べる分だけ小袋などに包んでまき、それを食べると良いですね。
豆は数え年に合わせて食べるのが一般的。
数え年(自分の歳+1)の数だけ豆を食べる理由は、旧暦では節分が大晦日にあたり、年が明ければひとつ歳をとるという考えからです。
■ 立春大吉のお札を貼る
豆まきが終わり、邪気を祓って、すっかり穢れを落としきりました。
翌日は立春の到来です。
白い紙に「立春大吉」という文字を縦(タテ書き)に書き、玄関や柱の上のほうに貼ります。
「立春大吉」の文字は、縦書きすると左右対称(文字の真ん中に線を入れてみるとわかりますね)、
表から読んでも裏から読んでも同じになります。
立春大吉のお札を貼ることで、一年間災難に遭わないと言われています。
◇ 立春大吉について詳しくはこちら。
・立春大吉の意味とは何か販売先と作り方いつまで貼るのか場所と貼り方
節分に運気が変わる豆まきのやりかたとは?福を呼ぶまき方と開運法! まとめ
『一年の始まりは立春にあり』
立春の前日の節分は運気アップを狙える日です。
節分の日に運気が変わる豆まきのやりかたは、事前準備も必要です。
家を掃除して、
豆を準備しておき、
豆まきの前に神社に行き、お参りをすませて穢れ(けがれ)を払います。
豆は炒り豆でも自分で炒り直しましょう。
豆まきを行う時間は夜、換気をしながら行います。
豆をまく方角は、
鬼がやってくるとされる方角(鬼門)の北東から行い、
北東 → 南東 → 南西 → 北西
の順番でまきます。
福を呼び込むために「鬼は外」より「福は内」を多く言って、
豆まき後は窓やドアはすぐに閉め、
豆を食べましょう。
豆まきのあとは 立春大吉のお札を貼ります。
節分の翌日はお正月にあたる立春です。
心穏やかに優しい気持ちで過ごすことで、この一年の運気を上げていきましょう。
◇ 金運についてはこちらをご参考に。
・節分で金運アップ!運気の変わり目でお金を呼びこむ方法とは?
◇ 心に潜む「鬼」、思い当たりますか?
・節分に鬼はなぜ鬼の由来と鬼の色であなたの心の鬼がわかる
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◇ 恵方巻きについてはこちら。
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◇ 節分レシピはこちら。
・節分の夕飯が恵方巻きなら合うおかずはこれ献立簡単レシピ
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