はっさくと夏みかんと甘夏の違いは?味や旬の時期 特徴をご紹介!

はっさくと夏みかんと甘夏の違いは?味や旬の時期 特徴をご紹介!

はっさくと夏みかんと甘夏の違いは?

何がどう違うの?

見分け方は?

味の特徴は?

それぞれの旬の時期は?

その疑問、解消します!

名前の由来や別名、

原産地と生産地、

見た目や形状の違い、

風味や食感、

甘夏と夏みかんの関係も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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はっさくと夏みかんと甘夏の違いは?

伊予柑やデコポンもおいしいけど、

酸っぱい系のものも好きで、

はっさく夏みかん甘夏

文旦も捨てがたい。

書いてるだけで、よだれが出そうです^^

一時期、マーマレード作りにはまっていて

はっさくや甘夏のお取り寄せをしては、

大量にマーマレードを作っていました。

ジャム作りに向いている柑橘類は、はっさくと夏みかんと甘夏。

この3つは、

どういう違いがあるのか、

どんな見分け方をするのか、

イマイチよくわからないって人、結構多いんですよね。

はっさくと夏みかんと甘夏は、いずれも、

ミカン科ミカン属に属する日本原産の柑橘類です。


はっさく……主な品種:普通八朔・紅八朔

夏みかん……別名:夏橙(なつだいだい)
       品種名:川野夏橙(かわのなつだいだい)

甘夏……別名:「甘夏蜜柑(あまなつみかん)」
        「甘夏橙(あまなつだいだい)」

同じミカン科ミカン属なので似ていて当然といえば当然ですが、

はっさくと夏みかんと甘夏には、原産地にも違いがあります。


はっさくの原産地:広島県

夏みかんの原産地:山口県

甘夏の原産地:大分県

それぞれの特徴をひとつずつご紹介していきますね。

はっさくとは?

はっさく
はっさくは漢字で「八朔」と書きます。

はっさくの名前の由来は、

旧暦の八月朔日が食べごろだったことから

「八朔」という名がついたと言われています。

◇ 八朔についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
旧暦8月1日の八朔とはどんな意味?名前の由来でわかる伝統行事

はっさくは文旦の雑種で、広島県が原産ですが、

現在の生産量・出荷量は和歌山県が1位の柑橘類です。

日本で出回っているはっさくの7割近くが和歌山県産です。

はっさくは冬(12月頃)から収穫が始まり、

通常収穫後1ヶ月から2ヶ月程貯蔵され、

酸味が落ち着くまで寝かしてから出荷されます。

最も美味しく食べられる旬は2月から3月

また、完熟ものは3月から4月中旬位までとなります。

はっさくの皮は、なめらかでツルツルしています。

果肉は水分が少なく、独特の苦味に特徴があります。

口に入れると水分が少ないので、

甘夏や夏みかんと比べると、パサパサした感じがします。

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夏みかんとは?

夏みかん

夏みかんといえば、酸っぱい!

「梅干し」と聞いたときと同様、条件反射で唾液が出ます^^;

夏みかんの果肉は水分が多くて、強い酸味があるのが特徴です。

夏みかんの見た目は、やや扁平な形で大きく、

皮はデコボコして厚く、みかんの袋も厚めです。

夏みかんを漢字で書くと「夏蜜柑」ですが、

正式な和名は「夏橙(ナツダイダイ)」で、

どちらかというとみかんよりも『橙』に近いと言われています。

夏みかんは江戸時代からある柑橘で山口県が原産ですが、

主に熊本県、鹿児島県、愛媛県で生産が盛んで、

この3県で出荷の7割を占めています。

夏みかんというネーミングから、

夏の時期に収穫する柑橘類と思われがちですが、

意外にも実る時期は冬。

冬に収穫したものを夏まで保存するか、

暖かくなる春から初夏まで、

そのまま樹木に成らせたままにしておく(木成り)か、

といった方法で、

ある一定期間寝かせてから出荷されます。

その理由は、夏みかん特有の酸味を取るため。

季節が夏になるまで寝かせておかないと食べられないことから、

「夏みかん」と呼ばれるようになったといいます。

だいたい4~5月頃に出荷されますが、

夏みかん自体が果物として出荷されることは少なく、

主にジュースやジャムなどの加工用として用いられます。

甘夏のことを指して「夏みかん」と呼ぶことが多くなっています。

甘夏とは?

甘夏

前述のように、甘夏のことを指して「夏みかん」と呼ぶことが多くなっています。

なので、店頭で「夏みかん」として出回っているものが、

実は甘夏、ということがよくあるようです。

甘夏は、大分県の果樹園で夏みかんの『枝変わり種』として見つかったみかんで、

「甘夏蜜柑(あまなつみかん)」

「甘夏橙(あまなつだいだい)」

などと呼ばれることもあります。

『枝変わり(えだがわり)種』というのは、

樹(植物)の一部分の枝のみが、

他の部分とは異なる特性(果実の色づきが早い、トゲが少ないなど)を持つ突然変異のことで、

その特性から新しい品種とされたものことをいいます。

甘夏の正式な名称は「川野夏橙(かわのなつだいだい)」。

熊本県で生産が盛んで、生産出荷量も熊本県が第1位です。

甘夏は、夏みかんより甘いのが特徴です。

大きさは夏みかんより一回り小さな物が多く、

皮はツルツルしています。

夏みかんと比べると酸味が少なく糖度が高いことから、

主に生で食される品種です。

甘夏は1月から収穫が始まり、

倉庫などで寝かせて酸を抜き、熟成させてから出荷されます。

夏みかんより早く酸味が抜けるので、

美味しくなる旬は、3月から5月頃までです。

はっさくと夏みかんと甘夏の違いは?味や旬の時期 特徴をご紹介! まとめ

はっさくと夏みかんと甘夏は、いずれも、

ミカン科ミカン属に属する日本原産の柑橘類です。

原産地 水分量 旬の時期
はっさく 広島県 苦み・酸味 少ない 2~3 月
夏みかん 山口県 酸味が強い 多い 4~5月
甘夏 大分県 糖度が高い 多い 3~5 月

はっさくの果肉は水分が少なく、独特の苦味に特徴があります。

夏みかんは酸味が強く、主にジュースやジャムなどの加工用として用いられます。

甘夏は酸味が少なく糖度が高いことから生食で用いられることが多く、

甘夏のことを指して「夏みかん」と呼ぶことが多くなっています。

同じ柑橘類でも、見た目も味も食べごろの時期もそれぞれ異なります。

旬の時期に食べ比べをして、自分好みのものを見つけるのも楽しいですね。

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