ふくろうが縁起物になるのはなぜ? 意味と由来 ご利益や効果をご紹介

ふくろうが縁起物になるのはなぜ? 意味と由来 ご利益や効果をご紹介

ふくろうが縁起物となるのはなぜ?

知恵の象徴とされる理由は?

ふくろうにはどんな縁起の効果があるの?

その疑問、解消します!

縁起が良いと言われる3つの理由、

ヨーロッパにおけるふくろうの考え方、

ふくろうのご利益も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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ふくろうが縁起物になるのはなぜ?

古今東西を問わず『縁起物』として親しまれているふくろう(梟)。

都会ぐらしでは、その姿を目にする機会はほとんどありませんが、ふくろうは古来から縁起の良い鳥とされています。

縁起物として置物や時計、ふくろうを図案化した食器などなどetc…

デパートや雑貨店、お土産屋さんなどではたくさんのふくろうグッズが売られていますよね。

ふくろうは縁起がいいといわれる理由は、3つあります。

  • ふくろうの語感からくる当て字
  • ふくろうは夜目がきく
  • ふくろうは金運の象徴

それぞれひとつずつご紹介しますね。

ふくろうの語感からくる当て字

ふくろうを漢字で書くと「梟」となりますが

ふくろうには様々な当て字があります。

代表的なものをご紹介します。


不苦労」…苦労がない・苦労をしないという意味

福来」「福郎」・「福来郎」…福が来るという意味

福籠」…福が籠(ろう:かごのこと)にたくさん詰まった様子

福老」「富来老」…幸福で豊かに年を重ねるという意味

福路」…幸福な人生(路)になる

ふくろうの漢字の当て字は、どれも縁起が良くておめでたい言葉になりますね。

日本には古来から言霊(ことだま)という考えがあり、日本人は言葉にも霊魂が宿っていると信じていました。

言葉の持つ音の響きや発音を大切にして、口にした言葉が現実に何かしらの影響を与えていると考えていたのです。

昔から言葉というものに重きをおいて生活してきた日本人は、言葉の持つ「音」に縁起のよい言葉を当てるのが大好き。

今の感覚でいうとダジャレとかオヤジギャク的な語呂合わせですが(笑)

ふくろうの漢字の当て字に多く使われている「」という漢字には「幸い・しあわせ」の意味があります。

ゆたかなことを「裕福」と言ったりしますよね。

ふくろうの「ふく」に漢字の「福」を持ってくるのは、とても納得のいく当て字です。

ふくろうは夜目がきく

ふくろうの目の感度は人間の100倍と言われています。

「トリ目」ということばのせいで、鳥は一般に夜目(よめ)がきかないように思われますが、ふくろうは夜行性の生き物。

ふくろうの目は昼間も見えていて、夜もよく見えるのです。

あたりが暗闇に覆われていても、小さな獲物も素早く見つけて捉えます。

このふくろうの特徴から、

「夜目が効く」→「世目が効く」

と言われるようになりました。

でました、語呂合わせ!

って感じですね。

「夜目がきく」の意味は夜の暗闇の中で物を見る、見分けることができるさま。

それを転じて「世目」にして、『世間に明るい』としたわけです。

また、小さな獲物も見逃さないフクロウの目にあやかろうという考え方もあります。

現代では、『世の中の情報に明るい』というイメージでも縁起物とされています。

ふくろうは金運の象徴

お金がなかったり借金が多かったりして、やりくりができない様子を指して

「借金で首がまわらない」

という言い方があります。

ふくろうの首はとても良く動き、なんと左右に270度ほど回すことができます。

270度というと、充分後ろまで見ることができ、視界はほぼ360度といったところです。

人間の首の可動域は180度~200度程度。

これは人間の首の骨(頸椎)が7個に対して、ふくろうの首の骨が14個という違いからくるんですが

ふくろうの首がぐるりとよく回ることから

ふくろうはお金に困らない=『金運がつく縁起物』

となったのです。

ふくろうは知恵の象徴

ヨーロッパではふくろうは「森の賢者」として親しまれています。

童話や絵本、アニメなどでも、ふくろうは「先生」や「長老」といったキャラクターでよく登場します。

ハリー・ポッターにもハリーが飼っている「ヘドウィグ」をはじめ、ハリポタシリーズにはたくさんのフクロウが登場しますし

日本でも『ふくろう博士』という家庭教師派遣業があります。

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ふくろうの「知恵」「賢者」のイメージは、ギリシャ神話・ローマ神話にさかのぼります。

ギリシャ神話に登場する女神アテナは知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神。

ギリシャでは、女神アテナのご加護を得ると勝負事が強くなると言われています。

これは女神アテナが戦略を司る女神だから。

また、知恵の女神でもあることから、頭が良くなるというご加護もあるとされています。

女神アテネはふくろうを、自分自身を象徴する「聖なる鳥」として、いつもお供に連れていました。

また、ギリシャ神話のローマ版とも言えるローマ神話では、女神ミネルヴァというアテネと同一視される女神が登場します。

この女神ミネルヴァもまた知恵を司どる神さまです。

女神ミネルヴァの肩には「知性の象徴」としてふくろうが止まっています。

ふくろうにはこうした神話に基づく「聖なる鳥(神の使い)」「知性の象徴」といった由来があります。

そのため、ヨーロッパでふくろうは、様々な問題を、英知と不思議な霊能力で解き、人間を守ってくれる『幸福を呼ぶ鳥』として人々に信じられています。

ふくろうの縁起のご利益や効果とは?

ふくろうは縁起物として様々な効果があるとされています。

代表的な縁起の種類をご紹介します。

学業成就

なんといってもふくろうのご利益で外せないのが学業成就です。

前述のように、ふくろうはギリシャ神話やローマ神話でも知性の象徴として大切にされてきました。

受験生や資格取得を目指している人には、学業成就の縁起担ぎとしてふくろうをモチーフとしたものが喜ばれます。

招福招来

ふくろうは語呂合わせから、幸運(福)を呼ぶ鳥としても有名です。

また、ふくろうは目が良いことから幸運を見つけやすいというご利益があると言われています。

商売繁盛

ふくろうは夜目がきくというお話をしましたね。

その目の良さから、商売繁盛のチャンスやご縁を見極める力が得られる、と考えられています。

また、前述のようにふくろうのよく回る首から

「借金で首が回らないということがない」
    ↓
お金に困らない

という効果があると考えられています。

商売にとって目利きが良いことと、お金に困らないことは超重要なポイントですね。

健康祈願

ローマ神話では女神ミネルヴァは医学の女神さまとしても知られています。

その女神のお供をしているフクロウにも、医学の神としての力が備わっていると考えられています。

ふくろうは健康祈願の縁起物としてだけではなく、長寿としてもご利益もあると考えられています。

ふくろうが縁起物になるのはなぜ?縁起のご利益や効果もご紹介 まとめ

ふくろうは縁起がいいといわれる理由は、3つあります。

  • ふくろうの語感からくる当て字
  • ふくろうは夜目がきく
  • ふくろうは金運の象徴

ふくろうの当て字は

「不苦労」・「福来」・「福郎」・「福来郎」・「福籠」・「福老」・「富来老」・「福路」

など、どれも縁起が良くておめでたい言葉になります

ふくろうは夜間でも目が良いことから(夜目がきく)、『世の中の情報に明るい』というイメージでも縁起物とされています。

そして、ふくろうの首がよく回ることから

借金で首が回らないということがない

金運がいい

と考えられています。

わたしたちにとって有益な意味を持ち、いろいろな効果が期待できる縁起物のふくろう。

可愛らしいふくろうのモチーフで、幸運を呼び込みたいですね。

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