十五夜のお月見にススキをなぜ飾る?飾り方と花屋以外で手に入る場所

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お月見にススキを飾るのはなぜ?

ススキの本数や飾り方に決まりはあるの?

十五夜のススキはどこで手に入る?花屋で買うの?

中秋の名月に適したススキと秋の七草の組み合わせ、アレンジのきく花とススキを生けるコツ、秋の風情の楽しみ方をわかりやすくご紹介します。

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お月見にススキを飾るのはなぜ?

中秋の名月にはススキとお月見団子を飾るのはよく知られていますね。

ススキを飾るのは江戸時代には関東中心の風習だったようですが、現在では全国的になっているのではないでしょうか。

十五夜のお月見に欠かせないススキ。

なぜお月見にススキを飾るのでしょう?

秋にはコスモス・キンモクセイ・撫子・桔梗・彼岸花など、色鮮やかな花もたくさんありますよね。

地味目のススキを飾るいわれは、十五夜にお月見をする意味につながります。

お月見にススキを飾る理由

お月見は、秋の収穫を神様に感謝し、また来年の豊かな実りを願うために行われていたもの

お月見団子は満月に見立てたものと言われるように、すすきは稲穂に見立てたものと言われています。
 
◇お月見団子について詳しくはこちら。
お月見団子の超簡単レシピと数による並べ方飾り方&のせる台の作り方

 
稲刈りの時期は過ぎた旧暦8月15日の十五夜の頃。

神様に収穫への感謝をこめて、稲穂を供える代わりにススキが用いられたというのが通説です。

ススキは「イネ科」の植物です。

確かにススキは稲穂が垂れ下がる様子に似ていますね。

ススキを稲の代用品として飾るのが主流ですが、地域によっては稲を直接飾るところもあるようです。

また、ススキは切り口が鋭いことから『魔除けの力』があるとされてきました。

お月見で供えたススキは捨てずに、魔除けとして家の軒先に吊るしたり、庭先や田んぼに挿したようです。

このように魔除けとしてススキを使うと、一年間病気をしないという言い伝えもあります。

魔を祓うというススキの効用から、稲ではなく、魔除けの意味合いもこめてススキを飾る習慣が定着したのかもしれません。

 

お月見お供えすすきの飾り方

ススキの飾り方や供え方に決まりはありません。

ススキを依り代として降臨するという月の神様(月読命/つくよみのみこと)がいるということで、正式にはお月見にお供えで飾るススキは1本という説もありますが、取り入れている家庭は多くないようです。

十五夜に飾るススキの本数に決まりはあるの?

ススキの本数に決まりや作法はありません。

1本では寂しいということで複数立てることもあります。

古来より奇数が吉兆とされているので、複数本を飾る場合は奇数本用意する家庭もあります。

複数本選ぶ場合は、3本から5本くらいが手頃です。

とは言っても、ススキの状態によってボリュームも違ってきますので一概には言えないところです。

ススキは長いので本数を多くすると、器によっては生けるのが大変です。

ススキだけ生けるのか、花と合わせるのかによっても違ってきますね。

秋の七草から花を選んで一緒に生けるのも風流です。

秋の七草

萩・尾花・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)

※桔梗については今のアサガオという説と、ムクゲ、またはヒルガオという説もあります。

 
秋の七草でなくても身近な野の花と一緒に飾るのも良いと思います。

また、円形の色鮮やかなガーベラや、丸い月に見立てたポンポン咲きの菊を添えるのも、お月見の雰囲気が出ます。

紅葉の枝を一緒に飾っても、秋の季節感が出ます。

ススキは背が高いので、こぶりのものを選んで短くしたり、一緒に飾る花の重心を低くして安定感を出すと見栄えがします。

ススキは切り口が尖りますので注意してくださいね。

ススキを飾る器はどんなもの?

ススキは首(注ぎ口)が長い花瓶や徳利に挿すと安定します。

注ぎ口が長いほどススキは挿しやすいですが、花瓶についてはちょっと注意です。

私は地面から高さが80センチほどで挿し口は3センチくらいの花瓶を持っています。

ふだんはプラスチック製のインテリアグリーンを入れているのですが、こういった注ぎ口が長いタイプの花器はススキにはおすすめしません。

なぜかというと、長めの花瓶は水をいれると重たい上に、洗うのが超大変です。

我が家ではシンクからはみ出るのでお風呂場で洗っていました。

お手入れを考えると、洗いやすい容器で挿し方を工夫した方が、のちのち楽ちんです。

 

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十五夜のススキは花屋で買えるの?どこで手に入る?

地方であれば、まだまだススキは普通に空き地で見られますし、時には勝手に種が飛んできて家の庭にも生えてきます。

都内なら、多摩川沿いでよく見かけます。

荒川、利根川の河川敷の遊歩道でも見かけます。

ススキは雑草の一種なので根が頑丈、非常に育ちやすいので探そうと思えば難しいことではないですよ。

昔は堤防や山などに行けば大量に群生していました。

20170707ススキ足成

光を好む草なので自然光が豊かな丘陵や山に生え、樹木のない高原状の場は薄が原(すすきがはら)になっていたりします。

ただ注意したいのは、山や田んぼで見つけたススキを採る場合は持ち主の確認が必要だということ。

昔は勝手に採ったり摘んだりした雑草でも、今は所有者の権利が存在し、取りざたされることもあります。

見つけた時は所有者(持ち主)に採っていいかどうか訊くのが間違いありません。

採ってきたススキは根を植えるとわりと簡単に育ちます。

ただ、ススキは群生し、種も飛ぶので住宅地では迷惑がられますのでご注意を。

お月見のシーズンになると、切り花でお店で買うこともできます。

お花屋さんやス-パ-で、リンドウやオミナエシ等と一緒にして売られています。

お花屋さんにない場合でも、取り寄せてくれますので安心してください。

土に根がついているススキは丈夫ですが、切り花で売られているススキは日持ちしません。

お月見の前日か、当日に購入するのがおすすめです、

家に持ち帰ったらすぐ根本を切って、1分ほど酢に漬けると長持ちします。

そのあとは普通に水を入れた器にかざります。

 

まとめ

お月見とススキは秋の風情が漂います。

ススキの生け方には決まりがあるわけではありません。

あなたのお好みでアレンジして、十五夜のお月さまを楽しんでくださいね。

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