ブルームーン2020年の日にちと時間はいつ？
どの方角？
意味や由来は？
見ると幸せになれるって本当？
その疑問、解消します！
一番の見頃になる各地の時間帯、
ブルームーンと呼ばれる名前のルーツ、
ラッキー満月の言い伝えも含めて、
わかりやすくお伝えします。
ブルームーン2020年の日にちと時間はいつ？
ブルームーン、この言葉自体がきれいな響きですよね。
2020年はブルームーンが10月にあります。
ブルームーンの日にちは？
2020年のブルームーンの日にちは
10月31日（土）
です。
10月31日というと、ちょうどハロウインにあたっていますね。
ブルームーンの時間は？
ブルームーンが見られる時間は、月の出から月の入りまでの間、雲がなければいつでも見られます。
10月31日（土）の東京の満月の瞬間は午後11時49分。
満月の瞬間だけがブルームーンというわけじゃないので、一番の見頃が午後11時49分あたりと覚えておくといいかもです。
この時間なら、普段でもまだ起きているという人が多いと思うので、満月になる瞬間の午後11時49分を狙って、完璧な満月を見るというのも一興です。
各地の2020年10月31日の月の情報は以下のとおりです。
ブルームーンの方角は？
月は東から昇って西に沈みます。
昇る・沈むという言い方は正しくはないのですが、ここではわかりやすくするため、こういう言い方をしますね（理由は後述します※）
で、ブルームーンの方角ですが、
上記の表の『月の出』の方角は「東」、
『南中』は「南」、
『月の入り』は「西」の方向に見えます。
なので、月を見る時間によって東から西に方角をたどるとすぐわかります。
※について
上記の “昇る・沈むという言い方” について簡単にご説明しますね。
よく『日の出』や『日の入り』という言葉を見聞きしますよね。
『月の出』と『月の入り』と言葉が似ているので、同じように解釈している方も多いのですが、厳密に言うとこれらは定義が違うのです。
『日の出』は「太陽が見え始める瞬間」、
で、
『日の入り』は「太陽が完全に見えなくなる瞬間」の時刻のことを指します。
東の空に太陽が見え始めるのが『日の出』で、西の空に太陽が沈み完全に見えなくなるのが『日の入り』というのはわかりやすいと思います。
ですが、『月の出』と『月の入り』の定義はいずれも
「月の中心の見かけの高度が０度になる瞬間」
を指しています。
ちょっと「？」ですよね。
なので、「月は東から昇って西に沈みます」という表現をした次第です。
月の見かけの高度が0度の場合でも、地球が自転しているからそう見えるのであって、実際には月が沈んでいるわけではありません。
ここでは詳しい説明は省きますが、
『月の出』と『月の入り』の定義が、『日の出』や『日の入り』とは異なるものだということをご参考まで。
ブルームーンとはどんな意味？
ブルームーンは英語で「Blue Moon」
日本語では「青い月」という意味です。
だからといって、ブルームーンの満月が青く見えるというわけじゃないんです。
ブルームーンとは、
ひと月の間に出た2度めの満月のこと。
1回目をファーストムーン、
2回目をブルームーンと呼びます。
通常、満月は周期的にひと月に1回の割合が多いのですが、
稀（まれ）に満月が2回巡ってくることがあります。
そして、その2回めの満月を指して『ブルームーン』と呼んでいます。
2020年10月の満月は
- 10月2日（金）：06:05
- 10月31日（土）：23:49
ひと月に2回ありますよね。
その2回めの満月がブルームーンというわけです。
ちなみに、10月1回目の満月の前日、2020年の10月1日（木）は中秋の名月の日です。
◇ 中秋の名月についてはこちらをご参考に。
・十五夜2020年のお月見はいつ？中秋の名月は満月とは限らない？
ブルームーンが起こる周期は19年に7回で、2～3年に1回のペースです。
前回は2018年の1月と3月にありました。
2～3年に一度しか観測できないブルームーン。
次にブルームーンが観られるのは、2023年8月31日（木）です。
今年を逃すと3年後になっちゃうので、しっかり見ておきたいところです。
ブルームーンの名前の由来は？
ブルームーンは月が青く見えるわけじゃないとお伝えしましたが、ブルームーンの名前の由来には諸説あります。
本来、英語の「Blue Moon」は青く見える月をさす言葉で、
火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などの化学物質の影響によって、本当に月が青く見える様子を「Blue Moon」と呼んでいました。
この「Blue Moon」の現象が極めて珍しかったことから、
アメリカなどではとても稀なことを表す慣用句として、
「once in a blue moon」
と、使われるようになったと言われています。
満月は殆ど、1ヶ月のうちに1度しか出ません。
それが2回も出るのは “とても稀なこと” というわけです。
他にはこんな説もあります。
前述のように、ブルームーンはひと月に2回満月が出ます。
ここから、ダブルムーン（Double Moon）が転じて「Blue Moon」になったという説があります。
また、フランス語で2つの月を意味する「la deux lune」が、英訳される時に間違って「blue moon」になったという説もあります。
他には、ひと月の間に満月が2度現れる現象をチェコ語で「青い月」と呼んでいたという話もあります。
こうして名前の由来を見ていくと、ブルームーンは月の色を指しているのではなく、珍しい満月ということにルーツがあるようですね。
ちょっと余談になりますが、珍しいもの・稀（まれ）なものという意味ではバラの名前に『ブルームーン』と名付けられた品種があります。
ブルームーンの花言葉は
「けっしてあり得ないこと」
「幸せの瞬間」
ダマスクとティーが合わさった強い芳香を放つ、とても美しい藤色のバラです。
ブルームーンを見ると幸せになるという言い伝え
昔から
「ブルームーンを見ると幸せになる」
という言い伝えがあります。
また、願い事が叶うとも言われています。
前述のブルームーンのバラの花言葉にも「幸せの瞬間」というものがありましたね。
古代から月は占いにも使われ、人々は月には特殊な力があると信じてきました。
普段、満月が出るのはひと月に一度。
それが、ひと月の間に2回も満月が出るのはとても貴重なことで、
なおかつ2～3年に一度の巡りとなれば、ブルームーンを観られることは確かにラッキーなことですよね。
満月が2回ある月は何だかスペシャルな予感がしませんか？
ブルームーン2020年はいつ？見頃の時間 由来や幸せの言い伝えとは？ まとめ
2020年のブルームーンの日にちは
10月31日（土）
です。
東京の満月の瞬間は午後11時49分
ブルームーンの方角は、月を見る時間によって東から西にたどるとすぐわかります。
ブルームーンは英語で「Blue Moon」
ブルームーンの意味は、ひと月の間に出た2度めの満月のことを指します。
ブルームーンの名前の由来には諸説ありますが、いずれも「珍しいこと（稀なこと）」から来ているようです。
満月は殆ど、1ヶ月のうちに1度しか出ないもの。
その満月を2度観られるのはとても珍しいということから、昔から人々は、ブルームーンに縁起が良い想いを重ねてきました。
「ブルームーンを見ると幸せになる」
という言い伝えがあり、
「ブルームーンには願い事を叶える力がある」
とも言われています。
今年のブルームーン、
恋愛や人間関係、仕事に幸運をもたらすことがあるかもしれませんよ^^
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