スタミナ野菜のニラは夏バテに効果あり!その栄養と効能とは?

スタミナ野菜のニラは夏バテに効果あり!その栄養と効能とは?

スタミナ野菜ニラの夏バテ効果とは?

なぜニラはスタミナ野菜と呼ばれるの?

ニラの栄養や効能は?

その疑問、解消します!

ニラの滋養強壮効果、

独特の匂い成分「アリシン」の効能、

ニラに含まれる栄養素の役割、

具体的な効果・効能も含めて、

わかりやすくお伝えします。

スポンサードリンク
  

スタミナ野菜ニラの夏バテ効果とは?

夏のスタミナ野菜と聞くと

真っ先に思い浮かぶのはニラ

ニラは味や香りに特徴があることから、

ニラレバ炒めや餃子、

おひたしやチヂミの具、

冷奴や麺類の薬味にしたりと、

いろいろな料理で使われています。

ニラはその独特の匂いから、

禅宗などではネギやニンニクと共に

「五葷(ごくん)」として避けられていますが、

実はその匂いがスタミナのもとで、

ニンニクと同じように

食べるとパワーが出る!

と言われているスタミナ食材のひとつです。

ちなみに五葷とは、

臭気の強いネギ科ネギ属の五種の野菜のことで、

五種というのは諸説ありますが、

主に、

「ネギ・ニンニク・ニラ・ラッキョウ・アサツキ(ワケギ)」

を指します。

仏教の修行者はその精神修養の妨げになるので、

この5つの野菜は避けるべきという考え方です。

五葷の食材をざっくり言うと、

精が強すぎる

だから、避ける。

ということは、

精が強い → 気合が入る、

気合が入るイコール元気になる

とも言えますよね。

実際、ニラに夏バテ効果があることは、

科学的にわかっています。

それは先程お伝えした、

ニラの匂いのもとの成分、

アリシン』にあります。

ニラのスタミナ栄養『アリシン』とは?

ニラの特徴である、

強い匂いのもとになっているのが『アリシン』です。

アリシンは硫化アリルとも呼ばれます。

「ニラはスタミナがつく」

「ニラは疲労回復に良い」

とか、

「ニラは夏バテに効く」

と言われているのは、

この『アリシン』の働きによるものです。

匂い成分のアリシンは

ネギやニンニクにも含まれる成分で、

糖質をエネルギーに変える際に必要となる

ビタミンB1』の吸収を助け、

糖分の分解を促進する効果があります。

ビタミンB1は疲労回復を助ける上で欠かせない成分で、

ビタミンB1が不足すると疲れやすくなります。

アリシンはB1と結合することで、

糖質をエネルギーに変えて疲労を除去する『アリチアミン』になります。

このアリチアミンには、

ビタミンB1の消化吸収を促進させて

体内に長くとどまらせる働きがあり、

疲労回復効果をさらに持続させることが可能になります。

アリシンは体内に吸収されると

血液中に取り込まれて全身に運ばれていきます。

アリシンには身体を温める効能があり、

冷え性や肩こりを改善する血行促進効果にすぐれています。

そのため、

心筋梗塞や脳梗塞などの血栓予防にも役立つと言われています。

また、

アリシンには風邪の原因菌やウィルスなどが

体内に入ることを防ぐ殺菌作用もあることが知られています。

アリシンは食欲増進の効果も発揮するため、

夏バテにも最適です。

ニラの栄養と効能とは?

ニラは疲労回復や滋養強壮効果の高さから、

古くから漢方薬としても利用されてきました。

ニラが現在のように

料理に使う野菜として親しまれるようになったのは近年になってからで、

江戸時代は薬草としてニラを栽培していましたが、

北海道や東北などの寒い地方では、

体が温まり精力がつく野菜として、

古くから重宝がられていました。

ニラにはたくさんのビタミンがバランスよく含まれています。

代表的なものはβ-カロテン。

他にも、ビタミンB1やビタミンB2、

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK、

葉酸やカリウム、

食物繊維などが豊富に含まれています。

ニラの栄養素:β-カロテン

ニラに疲労回復の効果があるとされているのは、

ニラに多く含まれている、

β-カロテン

によるものだと考えられています。

β-カロテンとは緑黄色野菜に多く含まれる橙色の色素成分で、

強い抗酸化作用を持ち、

様々な健康への働きが報告されています。

抗酸化作用を簡単に言うと、

「からだが錆びる(酸化する)のを抑える働き」

です。

スポンサードリンク

 
β-カロテンの効果としては、

がん予防や動脈硬化の予防、

アンチエイジングが期待出来ます。

また、

β-カロテンは体内で必要な量だけ

『ビタミンA』に変換されることから、

ビタミンAの特徴である

粘膜を保護する

という観点で見ると

以下のような効果も期待できます。

  • 視力の維持
  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • 髪の毛の健康維持
  • 風邪の予防

ニラの栄養素:ビタミンB1

かつて日本の国民病のひとつといわれた

『脚気(かっけ)』

という病気は、

ビタミンB1の欠乏によって起こることが知られています。

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、

皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。

また

糖質を栄養源として使っている脳神経系の

正常な働きにも関係しています。

ビタミンB1は不足すると、

糖質がうまくエネルギーにならないため、

食欲がなくなったり、

疲れやすい、

だるいなどの症状になり、

さらに不足すると脚気になります。

ニラの栄養素:ビタミンB2

ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンです。

糖質や脂質、たんぱく質を

からだの中でエネルギーにするなど、

代謝を支える重要な働きをしています。

ニラの栄養素:ビタミンC

ビタミンC

「美容のためのビタミン」

としてもお馴染みですね。

ビタミンCはコラーゲンを作るのに不可欠です。

コラーゲンというのは

体の細胞と細胞の間を結ぶタンパク質。

コラーゲンによって皮ふや粘膜が維持されているのです。

また

ビタミンCは病気をはじめ、

いろいろなストレスへの抵抗力を強めることが知られています。

さらに、ビタミンCには抗酸化作用もあり、

有害な活性酸素から体を守る働きをすることから、

動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。

白血球とともに病原菌と戦い、

免疫力を上げるビタミンCは、

ストレスの多い人ほど

きちんと摂る必要があると言われています。

ニラの栄養素:ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用により、

体内の脂質の酸化を防いで

からだを守る働きがあります。

活性酸素を減らし、

体内の細胞膜の酸化による老化や動脈硬化など、

生活習慣病や老化と関連する疾患を

予防することが期待できます。

ニラの栄養素:ビタミンK

ニラに含まれるビタミンKの含有量は、

野菜類でトップクラスです。

ビタミンKには血液を固める働きがあります。

また、

ビタミンKは骨の健康維持にも不可欠で、

骨粗しょう症の治療薬としても使われています。

加えて、血管の修復効果もあるので、

血管の健康にも役立っています。

ニラの栄養素:葉酸

ニラには葉酸が豊富に含まれています。

葉酸は、ビタミンB群の仲間です。

ほうれん草など、

緑の葉に多く含まれるためこの名がつきました。

葉酸は正常な赤血球をつくるのに必要な栄養素で、

DNAの合成や細胞分裂には欠かせないものです。

赤ちゃんの発育を支える大事な栄養素となるので、

特に妊活・妊娠中の女性は

意識して多く摂取しなければならないと言われています。

ニラの栄養素:カリウム

カリウムは体内の塩分濃度を調整して、

常に一定した良い体内の状態(恒常性)を

維持するのに役立っています。

カリウムは血圧を下げる働きがあるので、

高血圧の予防にも効果的です。

ニラの成分:食物繊維

食物繊維とは、

「人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分」

です。

食物繊維は、便の量を増やして便秘を防ぐほか、

最近では心筋梗塞や糖尿病、肥満などの

生活習慣病の予防に役立つこともわかってきています。

スタミナ野菜のニラは夏バテに効果あり!その栄養と効能とは? まとめ

ニラが夏バテに効果があるのは、

独特の香りの源、

匂い成分の『アリシン』にあります。

ニラがスタミナがつく、

疲労回復に良い、

などとと言われているのは

この『アリシン』の働きによるものです。

アリシンは疲労回復を助ける上で欠かせない成分、

『ビタミンB1』の吸収を助け、

糖分の分解を促進する効果があります。

アリシンの他にも、

ニラにはビタミンB1やビタミンB2、

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK、

葉酸やカリウム、

食物繊維などが豊富に含まれています。

ニラに含まれる栄養素は

疲労回復や免疫力向上という効果があるとされ、

疲れた時や元気がない時などにはおすすめの食材です。

スタミナ野菜のニラをもりもり食べて、

暑い夏を乗り切っていきましょう!

スポンサードリンク