正月飾りはいつからいつまで?飾るのにダメな日はあるの?

正月飾りはいつからいつまで?飾るのにダメな日はあるの?

正月飾りはいつから飾るのが正しいの?

飾りつけをするのにダメな日ってある?

いつまで飾るべき?

鏡餅は?

その疑問、解消します!

正月飾りの一般的な期間、

飾るのに最適な日、

NGとされる日にちの理由、

関東と関西の違いも含めて、

わかりやすくお伝えします。

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正月飾りはいつから飾る?

今年も残すところあとわずか。

にぎやかなクリスマスシーズンを迎えると、お正月もすぐそこです。

新しい年を迎えるにあたり、12月は何かと準備で忙しくなりますが、気になるものの一つに

正月飾りはいつから飾るの?」

ということがあります。

正月飾りといえば、家の門や玄関に飾る『門松』、『しめ縄飾り(しめ飾り)』、

室内には『鏡餅』、『羽子板』、『破魔矢』といったところでしょうか。

車につけるお飾りもありますね。

お正月飾りを飾り始めるのは、

クリスマスが終わってから28日までの間

が一般的です。

百貨店やホテルなどの大規模施設では、クリスマスが終わるとすぐに門松を飾っています。

一般家庭でも最近は玄関にクリスマスリースを飾る家が多くなり、

12月25日を過ぎると即、お正月の飾り付けに移行する家をよく見かけます。

かつては12月13日頃から準備していましたが、今はクリスマスの後からが一般的です。

なぜ12月13日かというと、

江戸時代より12月13日は『正月事始め』といって、

お正月を迎えるための準備をスタートする日

とされてきたからです。

なので、お正月飾りは基本的に『正月事始め』の12月13日から飾っても良いわけです。

◇ 『正月事始め』について詳しくはこちら。
正月事始めとは?煤払いと松迎えの意味からわかる大掃除との関係!

正月飾りを飾るのにベストの日は?

お正月飾りを飾る日の中でも、特に縁起が良いとされる日が12月28日です。

「8」は漢字で書くと「八」、

「八」という文字は、古来から末広がりで縁起が良いとされている漢字です。

また、12月28日が良いとされるのは、それ以降の日に「よろしくない」という意味合いがあるからです。

正月飾りにダメな日?飾ってはいけない日とは?

正月飾りを飾るのに、

「○日はダメな日」

という決まり事があるわけではありません。

前述のように、正月飾りは12月13日以降は、基本的にいつ飾ってよいのですが、昔から、

正月飾りを飾るには適さない

とされている日があります。

12月29日

12月29日は、語呂合わせから「よろしくない」とされ、この日を避けているケースも少なくありません。

  • 29日の「9」が「」を連想させる
  • 29日(にじゅうくにち)は「二重苦」を連想させる

といった解釈です。

日本人は語呂合わせが大好きで、良いことも悪いこともこういった意味付けをよくするのですが(末広がりの「八」とか)、

気にするか気にしないかは個人の意識なので、

「9」にこだわらず、12月29日に正月飾りを飾る人も普通にいます。

12月28日までは仕事に出ている人も多いので、年末年始の休みに入った29日にお正月の飾りを行う家も実際多いです。

一夜飾り

「大晦日の12月31日にお正月飾りを飾りつけるのは、『一夜飾り』になるので良くない」

という考え方があります。

『一夜飾り』というのは、門松などのお正月飾りを12月31日の大晦日(おおみそか)に飾りつけることをいいます。

名前の通り、お正月の一夜前に飾り付けを行うということですね。

そもそも、お正月というのは、歳神様をお迎えする行事です。

一年の始まりにあたって、これからの一年間、家を守ってくれる歳神様を迎えるという行事がお正月なのです。

そして、お正月に飾る正月飾りは、

歳神様が自分の家を訪ねてくれるための目印として飾るもの

です。

たとえば、門松には、

ここがわが家の正門ですよ、入口ですよ

という意味があります。

しめ縄飾り(しめ飾り)には、

この家は、歳神様を迎えるのにふさわしい神聖な場所ですよ

という意味が込められています。

鏡餅は歳神様へのお供え物であり、なおかつ、

お正月のあいだ、

歳神様の拠り所となる場所

とも言われています。

こういったお正月の意味から、

たった一晩しか飾っていないものを歳神様への道案内や、拠り所にするのは歳神さまに失礼にあたる

という考え方があります。

◇ 一夜飾りについてはこちらの記事に詳しくまとめています。
正月飾りの一夜飾りがダメな3つの理由!大晦日のしきたりの意味とは?
 

ただし、この考え方は、12月30日にあてはめる説もあります。

旧暦には12月31日がありません。

つまり、12月30日が大晦日だったのです。

そのため、現在の新暦である12月30日にお正月飾りを飾ることも、

「一夜飾りになるのでよろしくない」

と考える人もいます。

このあたりは、専門家でも意見が分かれるところです。

気になる場合は、12月30日と12月31日は避けるほうが無難ですね。

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正月飾りの時期はいつまで?

新しく年が開ける前に飾った正月飾り。

歳神さまを迎えるために飾った正月飾りですが、いつまで飾っておいたらいいものか、悩むところですよね。

基本的に、正月飾りを外す時期は『松の内』という期間によります。

門松やしめ縄、しめ飾りは、『松の内』の最終日に外すのが一般的です。

『松の内』の由来は、

「正月の松飾り(門松)のある間」

で、松飾り(門松)を飾っておく期間のことをいいます。

◇ 松の内について詳しくはこちら。
松の内とはどんな意味?今さら聞けない期間や使い方、由来を簡単に!
 

松の内は、もともとは元日から1月15日までの期間を指すものでしたが、七草がゆを食べる1月7日くらいまでを指すことが多いですね。

ですが、『松の内』は地域によって指す期間が異なるので、正月飾りを外す時期も住んでいる地域によって異なってきます。

一般的には正月飾りを外すのは「松の内」(1月7日)が終わる日ですが、

小正月(こしょうがつ:1月15日)』や『二十日正月(1月20日)』まで、という地域もあります。

『小正月』というのは、もともと元日を『大正月』というのに対して呼んだ名です。

松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で『女正月』とも呼ばれています。

◇ 小正月について詳しくはこちら。
小正月とは何する日?正月との意味の違いと行事食が小豆粥の由来

小正月の小豆粥の基本の作り方と炊飯器レシピ超簡単に作る裏技とは?
 

『二十日正月(1月20日)』は、1月20日を正月が終わる節目の日とするもので、京阪地方や岐阜、石川、群馬の一部に残っている風習です。

◇ 二十日正月について詳しくはこちら。
二十日正月とはどんな意味?由来と食べ物や行事食をご紹介!
 

自分の住んでいる地域の松の内がいつなのかは、両親や年配の親戚、地域のお年寄りなどに聞いてみてくださいね。

鏡餅はいつまで飾る?

鏡餅については基本、松の内(1月7日)に下げて、1月11日の『鏡開き』まで保管しておくことが多いようです。

小正月の15日まで飾る地域もあります。

◇ 鏡餅を飾る時期はこちらに詳しくまとめています。
お正月の鏡餅はいつからいつまで飾るのか正しいお供え場所はどこ?

◇ 鏡餅を食べる日についてはこちらもご参考に。
お正月の鏡餅はいつ食べる?鏡開きの日にちが関東と関西で違う理由!

◇ 鏡開きの方法について詳しくはこちら。
・鏡餅の鏡開きのやり方お餅がかたい時の方法と真空パックの場合の裏技

◇ 鏡餅のレシピについてはこちら。
鏡餅アレンジレシピ簡単イタリアン揚げ餅とコンソメおかき

◇ 鏡餅の話題 こちらもどうぞ。
お年玉の由来に鏡餅が関係する真実とお金と餅のお年玉マナー
鏡餅の手軽なカビ防止対策4つとレンジで簡単カビの取り方

松の内は関東と関西で違う?

松の内の期間は、

西日本では1月15日までとするのが一般的で、

東日本では七草粥を食べる1月7日までとするのが主流です。

松の内の期間

  • 関東:元日から1月7日まで
  • 関西:元日から1月15日まで

なぜ関東と関西で分かれたかというと諸説あるのですが、『鏡開き』が由縁という説があります。

鏡開きの「開き」とは、「割る」の『忌み言葉(いみことば)』です。

忌み言葉というのは、簡単に言うと『NGワード』。

使ってしまうと「縁起が悪い」と受け取られてしまう言葉のことです。

武家社会では、鏡開きの行事で、鏡餅に刃物を使うということは切腹を連想させるので禁物だったんですね。

そこで「切る」という行為を避けて、手や木槌を使ってお餅を叩いて割ることになったんですが、「割る」という表現もまた縁起が悪い。

そこで、末広がりを意味する「開く」という縁起の良い言葉を使って、『鏡開き』という言葉が使われるようになったわけです。

その昔、鏡開きは武士の刀にちなんで、

「刃柄(はつか)」=「二十日」

ということで、1月20日に鏡開きをしていました。

ところが時の徳川三代将軍・徳川家光が慶安4年4月20日にお亡くなりになります。

当時の徳川幕府は、徳川家光の月命日の20日が鏡開きと重なることを避け、鏡開きを11日に、松の内も7日に変更しました

この時、この変更がうまく伝わらなかったために、関西では15日までが松の内で、同じ日に鏡開きもすることになったと言われています。

江戸の将軍の力が強かった関東に対し、天皇の影響が色濃く残っていた関西では伝達がスムーズにいかなかった背景があるようです。

その他にも寛永の大火が原因とする説も。

これは寛永の大火を経験した幕府が、

「1月の乾燥した時期に燃えやすい正月飾りを長く置くと火災の原因になる」

として正月飾りの期間短縮を命じたことによるというもの。

正月飾りは、こうした日本人の歴史的な文化や風習が、現代まで息づいているもののひとつなんですね。

正月飾りはいつからいつまで?飾るのにダメな日はあるの?まとめ

お正月飾りは、12月13日の『正月事始め』から飾っても良いもので、

「クリスマスが終わってから28日までの間」

に飾るのが一般的です。

お正月飾りを飾る日の中でも、特に縁起が良いとされる日が12月28日です。

お正月飾りを飾る日に決まりごとはありませんが、

12月29日の「9」が「苦」を連想させるとか、

12月31日は『一夜飾り』になるので良くない、

といった考え方があります。

門松やしめ縄、しめ飾りは、『松の内』の最終日に外すのが一般的です。

松の内の時期は地域によって異なりますが、歳神さまを迎える思いは同じです。

お正月飾りをいつからいつまで飾るのが良いのか、

その地域の風習がよく解らない場合は、長く住んでいるご近所さんに直接聞いてみるのがおすすめです。

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